ガスコンロとIHクッキングヒーターの失敗しない選び方5つのポイント

ご家庭で、料理をしない日は無いのでは?そんな料理に欠かせないのが、調理器具ですよね。

煮る、炒める、炙るといった調理をするためには、一般に「ガスコンロ」を使っているご家庭が多いのですが、近年ではオール電化住宅の増加に伴い、「IHクッキングヒーター」をお使いのご家庭も多いですよね。

何十年も使い続けていれば、いずれ故障したり動かなくなってしまうのは、世の常。

そこで、買い替えようとした時どんな選び方で製品を決めますか?

単純に、高い安いはもちろん、買い替えるにもご家庭の環境に適していないものだと、「失敗した!」となるケースは多く見受けられます。

そこで今回は、ガスコンロとIHクッキングヒーターの選び方をそれぞれ伝授したいと思います。

どんな選び方で製品を決めますか?

1. ガスコンロの選び方の基準とは?

ガスコンロは、皆さまよくご存知の通り、火で加熱する調理機器ですよね。

ガスコンロは高温で調理できるので、炒め物など火力が必要になる料理が問題なくできるので、中華料理などは高火力が必要な料理においては力を発揮してくれるでしょう。

また、中華鍋やステンレス製のフライパン、土鍋などなど、様々な調理器具を使用できるのもガスコンロの魅力となり、火加減も目で見ながら微調整できるため、料理に合わせて調節できるのも大きな特徴です。

冬場は周りの空気も火によって温まるので、キッチン全体の寒さを和らげてくるものの、夏場は暑さ倍増ですね。

そんなガスコンロを選ぶとき、どんな基準で探せばよいのか?

ということで、基本的なガスコンロを選ぶ基準を見ていきましょう。

選ぶ基準➀ 使用しているガスの種類で選ぶ

まず、当たり前のことですがガスの種類によって選ぶことが重要

基本的に、一般のご家庭で使用するガスは、

・都市ガス(12A・13Aと呼ぶことも)

・プロパンガス(LP、LPGガスと呼ぶことも)

と、主に2種類あるので、万一、ガスの種類が違う機器を購入してしまうと、見た目は同じように見えても、内部で使用されている部品が異なるので、使うことができません。

当然お使いのガスの種類はご存知だと思いますが、そのガス種に対応している機器なのかは、まずチェックしましょう。

見た目は同じように見えても、内部で使用されている部品が異なるので、使うことができません。

選ぶ基準➁ 機器のタイプで選ぶ

ご家庭用のガスコンロには、大きく分けて、

・コンロ台に置く「据置型」

・システムキッチンに組み込む「ビルトイン型」

の2種類あり、基本的に「据置型」のコンロ台に「ビルトイン型」を設置ができません。

なので、コンロ台があるご家庭では据置型、システムキッチンのご家庭ではビルトイン型の製品を選びましょうね。

ガスの種類とともに、間違えると使えないので絶対にどっちのタイプなのかの確認は必須ですよ。

選ぶ基準➂ サイズで選ぶ

現在のガスコンロ本体のサイズには、

・コンパクトタイプ 56cm

・標準タイプ 60cm

・ワイドタイプ 75cm

のように、サイズが統一されています。

なので、現在お使いのガスコンロを置くコンロ台やシステムキッチンのスペースを採寸して、サイズに合わせて選ぶことが大切。

万一、設置スペースよりも大きなタイプを選んでしまうと、当然置くことすらできませんよね。

選ぶ基準➃ 設置する場所で選ぶ(強火力バーナーの左右の違い)

通常のガスコンロは、左右どちらかが強火力バーナーになっています

設置するスペースによって、仮に右側に壁があるなら左が大バーナーを選ぶことが大切で、壁の傷みや火災などの事故を防ぐために、壁と反対側に大バーナーが来るよう選びましょう。

見分け方は簡単、製品の型番の最後が「R」になっているものは右が大火力、「L」になっているものは左が大火力になります。

選ぶ基準➄ 天板で選ぶ

ガスコンロの天板は、火が出るコンロの下の部分になり、昔はオシャレ感0だったと思いますが、現在では様々な素材がありオシャレなデザインの天板が増えています

機能自体に影響はないですが、その選ぶ素材によってガスコンロの見た目やお手入れのしやすさが大きく変わってきます。

合わせて6種類もの天板がありますので、素材名と簡単な特徴をご紹介いたします。

・ガラスコート:丈夫でガラスの様な質感、鋼板の堅牢度を併せ持つ

・ガラストップ:多くの機種で採用されているが価格は高め、お手入れが簡単で見た目が良い

・ホーロー:価格が安くて耐久性に優れていますが、汚れがこびりつきやすいのが難点

・フッ素コート:お手入れが簡単で価格も安いが、傷がつくとフッ素が剥がれやすい

・ステンレス:ステンレス素材なので頑丈で使い込むほど味がでる

・アルミトップ:天板がアルミ素材なので、熱が素早く分散するため汚れが焼付きにくくお手入れが楽

このように、6種の素材の天板があり当然価格も異なりますので、予算と照らし合わせながら選ぶようにしたいですね。

以上の様に、特に➀~➂に関しては、間違えると使えませんので注意して選ぶことが重要!

あとは、設置するスペースや見た目、お手入れのしやすさなどを考えながら選ぶと、きっとお宅に最適なガスコンロに出会えると思いますよ。

2. IHクッキングヒーターの選び方の基準とは?

IHクッキングヒーターは、「Induction Heating(誘導加熱)」の頭文字からIHと呼ばれ、「電磁誘導加熱」という技術で加熱する調理器のことです。

仕組みとしては、電流を流した「コイル」から発生する「磁力線」が、ガラスでできた「トッププレート」に密着した鍋を通る際に、「うず電流」となり鍋そのものを発熱させる仕組みになっています。

大きな特徴として、IHクッキングヒーター自体は熱を発しないことが挙げられます。

では、そんなIHクッキングヒーターはどんな基準で選べば良いのか?さっそく見ていきましょう。

選ぶ基準➀ タイプとサイズで選ぶ

こちらはガスコンロと同じですね。IHクッキングヒーターにも、

・コンロ台に置く「据置型」

・システムキッチンに組み込む「ビルトイン型」

の2種類あり、基本的にIHの場合も「据置型」のコンロ台に「ビルトイン型」の設置はできません。

また、サイズに関しても、ガスコンロと同じように3つのサイズタイプがありますので、採寸してピッタリの機器を選びましょうね

選ぶ基準➁ ヒーターの口数を選ぶ

IHクッキングヒーターにはヒーターの数が、1~3口までありますが、基本的に、

据置型:1~2口

ビルトイン型:1~3口

と、ヒーターの口数を選べます。

当然、ヒーターの数が多ければ、そのぶん複数の料理を同時に調理が可能になるので、ご家庭のニーズに合わせて選びましょう。

もちろん、口数が多くなれば価格も高くなりますので、そのことを良く考えてくださいね。

選ぶ基準➂ ヒーターの種類を選ぶ

IHクッキングヒーターは、使いたいヒーターの種類を組み合わせることができ

・IHヒーター:磁力線の働きによって鍋自体が発熱。周囲に熱が逃げないためエネルギーロスが少ない。

・クイックラジエントヒーター:ニクロム線ヒーターで鍋を加熱。直火の役割を果たし、お餅や海苔をあぶることができる

ヒーターの口数によって、「3口すべてIHヒーター」、「3口の中で2口はIHヒーターにして1口はラジエントヒータにする」など、組み合わせを自由に選択できます。

ご家庭のニーズに合わせて、ヒーターの種類を分けておくと、IHクッキングヒーターでも料理の幅は広がっていくのでは。

パナソニックの「KZ-V173S」は、2口のIHと1口のラジエントヒーターを搭載。

パナソニックの「KZ-V173S」は、2口のIHと1口のラジエントヒーターを搭載。

選ぶ基準④ 最大火力で選ぶ

IHクッキングヒーターは、製品によって火力が異なり、ヒーターの火力の目安として単位 kW で表示されています。

1口で利用できる最大火力は、

・2kW

・2.5kW

・3kW

と、主に3種類あり、こちらも1口1口自由に火力を選べます。

例えば、3口ビルトインタイプなら、IHクッキングヒーターの火力は、左右 3.0kW。

または、どちらかが 3.0kW で片方が 2.0kW。クイックラジエントヒーターが 1.2kW にしている製品もあります。

組み合わせは自由なので、どんな使い方をしたいかを考えながら選ぶことがポイントですね。

選ぶ基準➄ 安全機能を選ぶ

IHクッキングヒーターには、加熱する以外にも安全機能がたくさんあります。

そこで、パナソニックの製品に搭載されている機能を参考にさせていただき、どのような機能が備わっているのかご紹介いたします。

こげつきお知らせ:加熱モード火力5以下で約10分以上加熱のときに作動。

電源スイッチ自動OFF:時間設定機能つき(調整範囲:5分、10分、15分、30分)

オールロック(チャイルドロック):使わないときロックしておくと、すべてのヒーターのボタン操作ができません。

グリル高温自動OFF:グリル庫内の発火などによって温度が異常に上がると、自動的に加熱を停止してブザーと異常表示でお知らせ

お手入れ異常自動OFF:グリルにグリル皿、受け皿を入れたままで「お手入れ」機能を使うと、自動的に通電を停止。

切り忘れ自動OFF:切り忘れても最終ボタン操作から一定時間が過ぎると、ブザーでお知らせし自動的に通電を停止。

空焼き自動OFF:鍋の空焼き状態が約15分続くと、自動的に通電を停止し、ブザーと異常表示でお知らせ。

・温度過昇防止:鍋底の温度が上がりすぎると、自動的に通電をコントロール。鍋底温度が下がると自動的に火力は強くなります。

・鍋なし自動OFF:鍋を外すと火力表示が点滅し、約1分後に表示が消え通電を停止。

このように、主に安全機能が備わっているものを利用することで、毎日安全で安心してご利用になれますね。

IHクッキングヒーターの場合、ガスコンロのようにガスの種類などは気にすることがなくなりますね。

タイプとサイズを間違わなければ、あとはご家庭でどのように使用していくのかを良く考えて、デザインなども見ながら好みの機器にカスタマイズしていきましょう。

3. まとめ

今回は、ガスコンロとIHクッキングヒーターの選ぶ方をご覧頂きましたが、ひと昔前よりも選ぶ機器の選択肢は増えたので、迷ってしまいそうですよね。

どちらとも、据置型・ビルトイン型、サイズのタイプは間違わないことが基本。あとは好みに合わせて、どのように使用していきたいのかを考えて選んでいくことが大切。

現在では、ガスコンロでもオシャレなデザインの製品が数多く販売されているので、見た目とお手入れのしやすさも選ぶ基準に入れておきたいですね。

オシャレなデザインの製品が数多く販売されているので、見た目とお手入れのしやすさも選ぶ基準に入れておきたいですね。

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